ひとりでもできる会社の空気の入れ換え法

周囲の人を認める効果

 

 

 

昔から「情けは人のためならず」と言いますが、これは解釈を間違えている人も多いようで、本来は情けをかけるのは人を助けるためではなく自分を助けるため、ということです。

 

 

これと少し通ずる点があるのが職場での相手の認め方です。職場は当然のことながらチームワークで行う仕事場です。自分は落ち込んでいる時に、同僚に声をかけられると嬉しいものですよね。又、失敗した時に上司から励ましの言葉を貰った時でも逆にファイトが湧くものです。

 

 

ということは周囲の職場の人間も同じ事で、褒められたり認められたりすることは大変気分が良く、職場の雰囲気もぐっと明るくなるはずです。

 

 

さて、ここでのコツですが、この本では、自分にストレスが溜まって辛い時ほど周囲の人間を褒めたり認めたりしようと説いています。正直に言えばそんな時は「誰が私を慰めてくれ」と考えるのが当たり前の状態ですが、皆がそれでは職場は絶対明るくなりません。

 

 

そこで、あなたは踏みとどまって、むしろ周囲の人を盛りたてるようにするのです。これがいい方に伝染すれば、自分が褒められる時も必ず来ますから損なことなど全くありません。慣れるまでは少し大変かもしれませんが、努力してみる価値はきっとあるでしょう。