勇気づけて職場の空気を変える
ここでは勇気づけを話すのですが、その前に反抗型や自信喪失型の人への対処に触れますと、「聞いてあげる」という態度が重要になるそうで、場合によっては相手の意見の味方にもなり、コミュニケーションを成立させることから始めるという指南があります。
コミュニケーションがなければ明るさの伝染も確かに起きませんね。さて、職場の勇気づけですが、これは意気消沈しているある意味最悪の職場の雰囲気を想定してのことですが、ここまでのステップを充分活かさなければなりません。
あなたがするのは「絶対できる」というような言葉の使い方です。確かに「がんばってね」と言われるのと「君ならきっとできる」と言われるのでは力強さが大きく異なります。
グループ全体のテーマの時は「がんばるぞ」という掛け声が一番です。「がんばろうよ」ではいけません。勝手に決意表明をしているみたいですが、それが職場を引っ張るエネルギーになるのです。
実はこれは自分を勇気づける効果もあります。こうして職場のグループにまとまりが出てきたら、職場対抗のイベントで幹事も買って出ましょう。これは身近なボーリング大会みたいなものでも構わないのです。例えば上司とペアを組んだ人はきっと上司との気心の知れ具合も変わるはずです。
このようなステップがほんの概要ですが、この本のポイントです。改めて自分に問いかけてみるのにも役立つのではないでしょうか。